肝機能障害 Liver dysfunction

肝機能障害とは

肝機能障害とは、何らかの原因で肝臓が障害を受けてうまく機能しなくなる状態のことを言います。
自覚症状があまりないことから肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれています。

 

原因

肝機能障害には、原因の違いによりさまざまな種類に分けることができます。その原因により治療方法も異なるので、原因に合った治療を行うことが大切です。
自覚症状はあまり感じられず、健康診断などで医師から診断を受けて知る方が多くいます。
原因をいくつか紹介します。

脂肪肝

肝機能障害の中で一番多いと言われています。
高カロリーな食事が中心で、偏った食生活を送ることが原因で発症します。

アルコール性肝障害

ストレス社会に多いと言われており、アルコールの過剰摂取が原因です。

薬による弊害

薬の副作用により肝臓に何らかの異常が見られ、機能が低下することが原因です。

ウイルス性肝機能障害

日本であげられるウイルス性肝機能障害とは、B型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスの感染が多くを占めていると言われています。


症状

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、自覚症状として何も現れないことが特徴です。
何も変わらない毎日を過ごしていると思っていても、突然、体の他の部分に症状が現れます。
肝機能障害の典型的な症状は、黄疸です。皮膚や眼球などに症状が見られます。日本人の場合、黄色人種なので気付きにくい場合もありますが、眼球を見れば判断できるでしょう。

 

治療

肝機能障害の治療法はさまざまあります。
自分の症状に合った治療法を継続していくことが大切です。

治療法

禁酒

とにかく禁酒をすることが一番の治療法です。はじめはきつく感じますが、いつもの量を少しずつ確実に減らすことを意識することからはじめましょう。
お酒を断つことで、肝臓が徐々に正常の状態に戻っていきます。
肝臓はとても回復力の高い臓器だと言われていますが、度を超えた場合は回復できません。
手遅れになってからでは遅いので、お酒の飲み方を改め、飲み過ぎには注意しましょう。

減量

肥満体型は、肝臓だけでなくたくさんの体に悪影響を及ぼしています。
体、臓器に負担をかけないためにも高カロリーの摂取を控え、食事をバランス良く摂ることが大切です。それにより体重が平均値に近づき、健康な体へと向かいます。

肝臓に良いものを食べる

肝臓を正常に機能させるのに効果的なのは、ビタミンと言われています。
ビタミンを多く含む食品は、レバー、ブロッコリー、かぼちゃなどの緑黄色野菜、うなぎなどがおすすめと言われています。

薬による治療法

肝臓の機能をサポートしてくれるサプリメントの使用もおすすめです。
例えば、タウリンやオルニチン配合のものが肝細胞の回復を助けてくれます。
ですが、サプリメントを飲んでるからと言って生活習慣を元に戻してしまうと、また悪化するので注意してください。

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